がむしゃらに苦労する時期がなければ成長しない

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どんな仕事も共通していると思いますが、人生の中でほんの数年間、人は苦労しがむしゃらにやれる時があります。

そしてそれがその後の成長につながる!

楽なことや楽しいことは人を成長させません。砂を噛むように、そして血のにじむような艱難辛苦(かんなんしんく)の時期を過ごした人は、その後一気に成長して行きます。

今は厳しく出来る世の中ではない

何かあれば、「ハラスメント」「コンプライアンス」と言われる時代です。言った側と言われた側の捉え方が異なれば、ハラスメントに該当してしまいます。

成長してほしいと強く思う上司が、本当に後輩のことを想って強く言った一言が簡単にハラスメントと受け取られてしまします。

ですから先輩や上司はだんだん言わなくなる。後輩は言われないと嫌な想いをすることがないので楽。

ですが人が成長するには困難を受け入れ苦労して苦労して、砂を噛むような思いと血を吐くような経験=艱難辛苦の時期がなければ本当に成長はしないのです。

これは昭和の根性論でもなんでもない、まぎれもない事実です。

自分自身でわざわざ苦難の方向へ進むことが出来るかどうかが、その人の成長にかかっているのです。

働き方は10年前に決まる

パナソニック創設者の松下幸之助さんは、

「20代の働き方で30代の働き方が決まる。30代の働き方で40代の働き方が決まる」と言いました。まさにその通り。

非常に恐ろしいことですが、一生の働き方は20歳代の働き方で決まってしまうのです。そしてさらに恐ろしいことは、年を重ねれば重ねるだけ、体が動かなくなってくる。ということはやりたくても出来なくなってくるということ!

ですから20歳代の出来るだけ早い時期に、艱難辛苦を経験することが重要なのです。

飼育員として仕事を始めてからの2~3年でめちゃくちゃに行動してめちゃくちゃに失敗を重ねることがどれだけ重要なことなのか。

これを経験した人はその後必ず成長して行きます。

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