動物園や水族館の飼育員は全国的にも数が少なく、そう簡単に就ける業種ではありませんが、給料が安く辞めて行く人もいて、頻繁に募集があります。
ですが「飼育員になることが夢」だと言ってそれを目指している多くの方が運よく飼育員という仕事に付けた時から、行動しなくなる方が少なくないのです。
それはとっても残念!
夢にまで見た飼育員になれたところからがスタートです。
飼育員になれたことがスタート
飼育員として1年目はまず職場と会社内の人に慣れて行くことです。
職場によって、いろいろな決まりやシステムが違いますので、これらを覚えて行くこともなかなか大変。
そして本来業務である動物の飼育業務も覚えることばかり。
とにかく先輩に聞いて行動して失敗をたくさんすることが大切です。
きっと1日はあっという間に過ぎて行きますし、季節も1年もあっという間です。
どんどん行動してどんどん覚えてください。行動しただけ失敗出来ますし、この失敗がのちのちの成長に大きく関わってきます。
そして2年目。
1年目では会社の仕組みやルールなどと、飼育の1日の仕事の流れが掴めたはずです。
1日のうちで必ず実施するリーティン作業は何とか一通り出来るようになるはずです。
それを踏まえて作業時間の中から自分の時間を作り出し、動物観察の時間に充てるようにして行きましょう。
動物を見る時間が増えれば、それだけ知らなかった動物への気付きのチャンスが増えます。ですが、今までと同じ作業時間では自分の時間を作り出すことは出来ません。
ここでは自主的な努力が必要になってきます。
そして3年目。
ちょっと慣れてきて緩んでくる時です。気のゆるみがケガを生みます。
多くの人がこの3年目に何某かケガをします。これ本当。
ですが基本的には2年目の繰り返しです。そして観察眼の制度を上げて行く。
実は観察眼の精度を上げることは、飼育員として仕事を実施している間は向上し続けて行かなければならないことなのです。
成長は3年目までにどれだけ行動したかで決まる
ですが3年目まででその先の成長が違うのです。
3年目までに今書いたことを実行して失敗をたくさん繰り返していた方は、その後も成長します。
自分の時間を作り動物を観察するためには、先輩と同じ行動では絶対に追いつきません。先輩と同じ時間に休憩してコーヒーを飲んでいては、絶対に追いつきません。
先輩に追いつくためには、先輩の3倍行動することです。
すると当然失敗も3倍。実はこれ、一番大切です。
あなたなら絶対に出来るはずです。
入社して3年は、先輩の3倍行動して3倍失敗すること!そうすれば先輩と同じスタンスで動物に向うことが出来るよ!
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