動物園水族館の飼育員の給料と年収はどのくらいか?

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動物園や水族館の飼育員は体力的に非常にタフでなければならず、命に関わる仕事であるために、その責任もとても重い業種です。

そしてやはり気になるのは給料。
動物園や水族館の飼育員になれたら、給料はどのくらいもらえるのか。
はっきり言って、ITや金融業界に比べるとかなり低い業種であると思います。

公立の施設か、民間の施設かでもかなり違う

県や市などの公立施設なのか、民間会社が運営する施設なのかで相当額が違います。
基本給や安定した昇給などにおいては公立施設の方がいいですね。
ですが、昇給や賞与などは規定で決まっており、いくら功績があっても給料には反映されることはありません。

年齢と役職によって等級が細分化されており、この給料表に基づいて支給されます。
ですから1年間の年収が変化することはありません。
入園者が多くても少なくてもいつも同じです。

一方私立の民間施設においては、初任給や昇給は公立施設よりも低いところが多いようで、結果的に年収も低い傾向です。
ですが、会社にとって功績があったと評価されればその年の賞与はグーンと増えます。
そもそも賞与とは、会社に対する貢献度で金額が決まるものですので…。

そしてその年の会社全体の成績がよければ、社員全体的に賞与も多く出されます。

昇格すれば月の給与もグッと昇給します。

公立の園館長になるとその役職はだいたい「部長職」で、その年収は1000万円を超えることがほとんどです。
最近公募が発表された大阪市天王寺公園の園長の年収は1200万円くらいのようです。

私立施設の場合はその施設の年間売り上げによってさまざまで、園館長でも700~800万円くらいの企業もあれば、1000万円を超える企業もあります。

公立と私立の年齢別・役職別の給料と年収比較

実際の年齢別・役職別の給料と年収を見て見ましょう。

公立施設 〇市長:月130万円・ 賞与4.4か月分・年収2130万円 〇部長職:月 52万円・同上・年収 850万円 〇課長職:月 45万円・同上・年収 740万円 〇係長職:月 40万円・同上・年収 656万円 〇20歳代:月 25万円・同上・年収 410万円 〇初任給:月 15万円(高卒)・同上・年収 246万円、月 16万円(短大)・同上・ 年収 262万円、月 18万円(大卒)・同上・ 年収 295万円 それぞれ各種手当(通勤・住宅・家族・残業等)が月5~8万円くらい

私立民間施設 〇部長職:月 40万円・ 賞与4か月分・年収 640万円 〇課長職:月 35万円・同上・年収 560万円 〇係長職:月 30万円・同上・年収 480万円 〇主任職:月 26万円・同上・年収 416万円 〇20歳代:月 20万円・同上・年収 320万円 〇初任:月 15万円(高卒)・同上・年収 240万円、 月 16万円(短大)・同上・年収 256万円、月 17万円(大卒)・同上・年収 275万円 れぞれ各種手当(通勤・住宅・家族・残業等)が月5~8万円くらい

このように比べてみると公立がいいと感じますが、どんどん行動して評価を得て昇進昇格して賞与もプラスにして行くことは、私立民間施設にしか出来ません。

きりらび

こうやって比べるとどちらも一長一短あるね。安定を求めるのなら公立、評価と向上を求めるのなら私立かな?

若くして高収入も可能!

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