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環境省が日本動物園水族館協会と連携してライチョウを放鳥

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国の特別天然記念物である「ライチョウ」の保護増殖を推進している環境省が、日本動物園水族館協会と連携協力して、飼育下繁殖したライチョウを生息地に放鳥しました。

絶滅が危惧されている国内の野生動物の復帰へ、とても有意義な取り組みで今後も対象種が増えて行くことでしょう。

毎日新聞WEB版より

環境省がライチョウの保護増殖事業を推進

環境省は絶滅の恐れがある国の特別天然記念物「ライチョウ」の保護増殖事業を実施しています。

生息地保全の実施はもちろんですが、個体数の維持増殖のために日本動物園水族館協会と連携して、2015年から生息地からライチョウの卵を採取して、上野動物園・富山市ファミリーパーク・大町山岳博物館・那須どうぶつ王国などで分散飼育し、施設内で繁殖による成果もあげてたとのこと。

生息地の環境は温暖化の影響によって雪が早く溶けたり、餌になる高山の植物が減少して、その生息数も一気に減少しています。

雪が早く溶けることで、ライチョウの生息地にはいなかったやキツネがニホンザルがここまで到達して卵やヒナを食べてしまうことで個体数が激減しています。

動物園での飼育繁殖経過も決して順調ではなく、試行錯誤を繰り返して徐々に飼育下個体数を増やすことに至ったです。

今回放鳥したのは3つの家族で計19羽です。8月に木曽駒ケ岳に移送して放鳥。

11月初めに多くのヒナと母鳥が確認されたので、来年以降の繁殖に期待が高まります。

環境省と日本動物園水族館協会との連携

環境省は、ツシマヤマネコやツシマウラボシシジミ、ミヤコカナヘビや今回のライチョウなど、複数種において日本動物園水族館協会(JAZA)と連携協定を結び、その保護増殖を進めています

生息域外保全の場として、在来種保全に深く関わり活動することが動物園や水族館の重要な役割の一つで、生息域内の保全にも貢献することが出来るのです

今後ますます温暖化は進んで行くだろうから、暖かい地域の生き物が北上したり、ライチョウのように高山帯に生息する生き物が減少したりすることも増えて行くことになるでしょう。

遺伝子を保存する場として、動物園水族館の役割がさらに重要になって行くことは確実です。

きりらび
きりらび

動物園で遺伝子保存や継続飼育、そして繁殖によって個体数を増殖しなければ、絶滅に瀕している在来種は守って行けないのが現状。

今後ますます必要性が増すね!

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