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知床にシャチを見に行くベストシーズンは6月 その2

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海は多少のうねりがあり時折小雨も降る天候だったが出航!

そしてついにシャチの群れに遭遇することが出来ました!

山頂にうっすら雪が積もった知床連山

シャチを目指してスピードアップ!

羅臼岳などの知床連山を背に、船は一気にスピードを上げてどんどん進んでゆきます。

すでに先行しているはなます観光さんとネイチャークルーズさんの船は、もう豆粒のような大きさになっていて本当に追いつくのか、不安になってきました。

船には船長さんの他に女性のスタッフが3名いて、時折ガイドをしてくれました。

同乗したお客様の中には香港から来たという若い方もいて、英語でガイドをしていました!うーん、グローバル~。

私が陣取った場所は右舷前方。全速力で先行した2艘を追いますが、時折波の飛沫がばんばん飛んできます!

そんな時に吉報!先行する2槽がシャチの群れを発見したとのこと!

興奮マックス!

こちらが着くまでいてくれ!と願いつつ、船はどんどん進んで行きます。

先行する2艘は減速したようで、どんどん近づいてきました。

なんと、2艘はシャチの進行方向へ先回りして、ロシア側へ行かないようにしていてくれました。

3艘の船はお互いに協定を結んでいるそうで、誰かが動物を発見した場合、必ず連絡すること。3艘で動物を囲って逃げ場をなくしてしまうことはしないこと、急に動物へ近づいたり追い立てたりしないこと…など取り決めをしているとのこと。

その船に乗っても同じように動物ウオッチング出来るようにと配慮しているそうです。

そうすることで、野生動物そのままを「知床」で感じてほしいとのことで、これも羅臼の鯨ウオッチング全体の評判を上げている要員になっていることでしょう。

ついに、ついにシャチが目の前に!

そして、ついに、遠目にも大きなシャチの背ビレを確認!

遠目に見えるシャチの背びれは横一線で見え隠れします。

小さい子供もシャチも何頭かいるようで、大きなオス、メスも混ざった群れで、全頭呼吸のタイミングを合わせる「同調呼吸」を繰り返しています!

そんな時に役立ったのがこの双眼鏡です↓

触れる船の上でもばっちりピントがあって、シャチの群れが目の前にいるかのようです!

呼吸音は100m以上離れていても「バシュッ!プッシュッ!」とはっきり聞こえてきます!

数頭が一緒に呼吸する時には「バシュッ!バシュッ!」と重なって聞こえ、その迫力に圧倒されてしまいます!

「す、すげぇ・・・」

水中で尾ビレを上下に動かす力はとても強く、水面にはその波紋が直径数メートルの大きさでいつまでも波間に残っています。

シャチと船の距離もどんどん近くなってきて、群れも数頭ずつ4つくらいに分かれました。

そのうちの一つを着かず離れず船はついて行きますが、時折シャチは一気に潜水してあっという間に船から数十メートル以上も先に逃げることもありました。

そしてついにその時が!

船のすぐ近くを泳ぐ2頭のシャチ

大きなオス1頭とメス2頭に子供1頭の合わせて4頭の群れが、もう手が届きそうな距離で船と並走したのです!

オスの背ビレは2mくらいもあり、近くで見ると声も出ませんでした…。

その大きさと威圧感に圧倒・・・・

船に近づいては離れ、離れては近づく…。

海の生態系の頂点種であるシャチを間近で初めて見て感じたことは、大きさばかりではくとっても大きな存在だということ。

今年この根室海峡では、真っ白なシャチが複数確認されています。

まだまだ野生はわからないことばかり。

はやり自然を感じ、自然を垣間見ることで、その偉大さを体感します。年に1回はそんな体感が必要だと感じ、とっても満足したシャチウォッチングでした。

船から降りて、腹ペコだったことに気付き、羅臼港から近い知床食堂さんで、名物「黒ハモ丼」を頂きました!(知床食堂さんはこちら→

知床でシャチウォッチングに行くなら、6月がベストシーズン!

是非一度体感をお勧めします!

大満足の1日でした。さて、翌日の活動はこちら↓

きりらび
きりらび

野生の動物は大きくて美しい! 過酷な自然の中で生き抜く畏怖を強く感じますね!

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