飼育員になるには!

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飼育員になるための学校選びの考え方 その2

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「その1」でも書きましたがはっきり言って、答えはありません。でもそれではどうしたらよいか、不安ですよね?

高校は理科系・生物系の方がいい

まず高校です。

これはご自身の学力に合わせて、進学してください。出来れば普通科か、理科系の方がいいと思います。国語、英語、数学、地理、生物、化学…。

こういった科目を一様に学ぶことが出来るからです。

社会人として最低限必要な知識と教養は、こういった教科を一通り学ぶことで身に付きます。そして一度実践したことは何となくでも覚えている。これはとても大切で重要なことです。

そして高校の次です。

高校を卒業してすぐに就職する方もいますし、それでも問題はないでしょう。
でも、可能であれば進学した方がいい。特に大学。
大学での4年間では、論理的に物事を考える思考回路が身に付きます。
ですが大学進学には、個々人でいろいろな都合がありますから、
各自で判断してください。

大学の学科は、どんな学科でも飼育員を目指せます。

獣医師という国家資格を持ちたいのであれば、6年間の獣医学部に行くしかありませんが、県や市町村といった自治体で運営している公的な動物園や水族館で働きたいということであれば、大学は理系でも文系でもその地の役所試験を受験出来ます

ですが最近の飼育員募集の受験資格には、生物系や海洋系など生き物のことを学んできたことが条件の募集もありますので、出来ればこういった学部や学科で勉強されてきた方がいいでしょう。

高校から専門学校へ進学を考えている方もいらっしゃるでしょう。動物の飼育員を目指す人のためのカリキュラムを揃えている専門学校もあります。動物園飼育専攻、水族館飼育専攻、動物園マネジメント専攻、ドルフィントレーナー専攻など、かなり多様です。

ですがやはり基本的には自分次第です。

学費の分だけしっかり吸収すること

例えばドルフィントレーナー専攻。イルカのトレーナーになりたい人のための専攻学科ですが、あまりに細かく飼育員の基本的な考え方や知識など、いわゆる「基礎」がすっぽり抜けています。

生き物の生理や体の構造、分類や生態などはやはり自分自身で学習しなければなりません。

動物園や水族館での実地実習においてはこの「基礎」を現地で学ぶことが目的でその施設での餌の切り方やイルカへのサインの出し方などの具体は、実は重要ではないのです。

飼育員としての「基礎」ってなんだ?この「基礎」を、自分の中でしっかりと作るには何が必要なのか?

こういったことを常に意識して得ることが重要です。

私立の大学も専門学校も学費は高額です。1年間で150万円以上必要です。

150万円を通学日で割り返して見ましょう。学校が休みの日は年間の土日分104日。
祝日が16日。夏休み、冬休み、春休みそれぞれ30日として計90日。

これら休日の合計は210日ですので、実際の通学日は155日間。

ということは1日当たり約1万円の学費を支払っているということ。

1日1万円分は、学校から何かを得る権利があるということです!逆にさぼれば1万円を捨てることに…。

何かを得るも流すもすべてあなた次第です。

きりらび
きりらび

人に何かを言われたから決めるのではなく、自分自身と向き合って決めるべきだね!

自分で決めたことには自分で責任を持てる!

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