日本動物園水族館協会の活動が国内の野生動物を守る

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今、国内で動物園や水族館はどのくらいあるのでしょうか?

単に陸上の野生種動物を飼育して展示している施設は、大小合わせておそらく約200施設程度はあるでしょうか。

また水に関わる野生種生物を飼育して展示している施設は、大小合わせておそらく約100施設程度はあると思われます。

施設の大小や目的はそれぞれで、「これ、大丈夫?」と思ってしまうような人間中心の施設も存在します。

こういった施設で働く「飼育員」の数は、1施設15人としても全国で約4,500名程度です。

狭き門と思いますか?

この300施設の中には、本来の動物園として、本来の水族館としての目的を持たずに、
運営している施設も少なからずあるので、事前に綿密な調査をしておくといいでしょう。

動物園・水族館の目的を共有し、お互いに協力しあって飼育状況を向上し、来園者に楽しんでもらいながら野生動物のことや自然環境のことを伝える社会的に必要な教育施設として共に進もうとの想いを持った団体があります。

公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)です。
公式HPはここをクリック

この協会に入会するには一定の入会審査がありますが、運営母体の違いこそあれ、
 〇 種の保存
 〇 野生動物の調査・研究
 〇 社会教育
 〇 レクレーション

という4本の柱を推進する活動を行っています。

そしてこの協会の現在の会長は、東京都恩賜上野動物園の園長であり、そして総裁は、「秋篠宮皇嗣殿下」です。

動物園飼育員の研究会や水族館飼育員の研究会の実施は、施設間の人的交流を生み、この人脈が飼育員としての技術向上に大きくつながります。

飼育員としての意識と技術の向上は、一施設だけでは絶対に出来ません。

国内の野生種動物の飼育員がレベルアップすることで、その飼育環境もレベルアップし、その中で生活する動物達は生き生きと活動する。

それを見るお客様は、見たそのままを感じ、命に対して、そして命を育む自然環境に対しての意欲向上につながります。

「動物が好き」で、とにかく動物と一緒にいたい人であれば、施設がどんな目的で何を目指しているのかは問題ではないかもしれません。チンパンジーに洋服を着せて、人間と一緒に温泉に行っても違和感がないかもしれません。

でも、全国各地で同じ想いを持ち、お互いに知恵も技術も協力して「種の保全」に向うことで、残して行ける命がずっと増えて行きます。

全国各地に同じ飼育員としての仲間が増えて、それぞれの地域性を十二分に押し出した活動をする方が、飼育員としてもやりがいとモチベーションが得られることと思います。

国内の飼育施設のレベルアップは、国民への貢献度アップにつながります。

日本国民にとって、なくてはならない社会教育的施設が、「動物園・水族館」なのです。

きりらび

人間の好みによって、擬人的な行為や対応をしていいわけではない。それをやってしまうと、動物種それぞれの本質がそがれてしまう。

それをやらずに活動しているのがJAZA。

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