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札幌市では日本初の「動物園条例」の制定が進んでいる

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動物園や水族館へは、きっと誰もが一度は行ったことがあることと思います。
自然環境で暮らす野生の動物達を間近で観覧することで、その動物達の大きさや個性的な生態に圧倒されます。

ですが野生種動物を飼育している施設が「動物園・水族館」なのかというと必ずしもそうではなく、明確な役割を全うしている施設がそうだと思っています。
現在わが国には「動物園・水族館」を明確に定義している法律はありません

「動物の愛護及び管理に関する法律」では動物園や水族館は「第一種動物取扱業」として位置しており、多くのペットショップやペットホテルなどの動物飼育施設と同じ位置付けで、「動物の販売・保管・貸出・訓練・展示」を生業にしている業者として同類です。

この法律の中には「動物園・水族館」という言葉は出てきません。

また博物館法では、自然科学などに関する思慮うを収集保管して展示するという
範疇から、動物園水族館も同じと捉えられています。

その他法律では、都市公園法や自然公園法には、いわゆる箱物定義として、ベンチやトイレと同列に規定されています。

このように、「動物園・水族館」を明確に定義している法令はなく、とても曖昧な中で運営せざるを得なかった動物園ですが、地域住民や広く国民にとって持続可能な教育的文化施設として未来の子供達へ必ず残さなければならない施設であるために、日本で初めて、札幌市が「動物園条例」の制定に向け動いています。

動物園や水族館は、広い広い地球の自然下で逞しく生きている野生動物のありのままの姿を見て頂くことで、彼らが暮らす守るべき地球環境へも気付きの窓が開く施設です。

このなくてはならない動物園・水族館の普遍的な運営を札幌市が条例として制定しようとしています。

この条例の制定は、広く日本国内の野生種飼育施設の質の向上を促し、飼育動物の飼育環境改善に向かう、とても意義深いものであり、日本国内の野生動物や国外の野生動物を守るために必要なものになるでしょう。

きりらび
きりらび

動物園や水族館はとっても身近で楽しいところ。でも本来の目的がずれでしまうと変なところになっちゃうよね。

日本初のこの条例はこの業界を変えて行くことでしょう!

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