環境破壊が加速する、地球温暖化を食い止めるには?

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地球温暖化は非常に深刻です。
いろいろな理由によって地球全体が暖かくなり、北極や南極の氷が溶けだします。
すると海水面が上昇して、陸地が減少して行くことになります。

また、海水温が極端に変化して地球全体に気候変動を起こします。
赤道付近の海水温が上昇することで発生するエルニーニョ現象。
赤道付近の海水温が低下することで発生するラニーニャ現象

極端な気温の変化が起きることで、今までに想像できなかったような豪雨や竜巻、ヒョウなどが降ったりして大きな被害を発生させます。

地球の温暖化が進む原因の一つは、炭素ガスの放出増加です。

自動車の排気ガス、化石燃料の燃焼による排出、工場からの排気、人口の増加…。

20世紀に入ってから温室ガスと言われる炭素ガスを始めとする排出ガスにより地球の成層圏には一様に幕がかかり、これがビニールハウスと同様効果を発揮し地球の表面温度は上昇しているのです。

このまま地球の表面温度が上昇し温暖化が進めば、現在生息している生き物の絶滅が進むだけではなく、食料の確保が出来なくなるため、生物多様性条約締結国会議COP22)において削減目標を定めました。
日本が2020年以降の10年間で定めた削減目標は以下から確認出来ます。

温室ガスであるCo2を削減するために化石燃料の使用から、さまざまな転換の取り組みが実施されています。

一般のご家庭で所持している自家用車も、ディーゼルエンジン車やガソリンエンジン車から、ガソリンエンジンと電気モーターを搭載したハイブリッドカーや電気自動車が増えてきています。
今は水素自動車も市販されています。

発電においては火力発電においても、石炭や石油を燃料とする発電から、排出Co2量が非常に少ないガス発電が普及しています。
もちろんソーラーパネルからの太陽光発電や風力発電も増えています。

一方では、すでに排出されたCo2を吸収しようと、植樹することも並行して実施されています。
木はたくさんのCo2を吸い込み酸素を排出しますので、とてもECOですし有効です。
「カーボンオフセット」
と言います。

東南アジアやアマゾンでは、農地を広げるためにどんどんジャングルを伐採し森林を焼いて畑を作っていますが、このスピードも加速的で環境破壊や温暖化の一因になっています。

現在では、使用するエネルギーをすべて作り出す建物である「ZEB建築」があります。ZEBは、Zero Energy Building です。
これまでは建物内で使用するエネルギーをすべて外部から購入していたわけで、それを建物内部ですべて作り出して、エネルギーを使わないビルを建設しようというものです。

可能な限りエネルギーを使用しなければ、結果的にCo2を出さずに済みます。

地球温暖化のスピードを遅らせるにはとても有効です。

きりらび

木を植えたりすることはなかなか簡単じゃない。でもこまめに電気を消したり消費を抑えたりは一人でも出来ることだよね。

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