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「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄さんが81歳で死去

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今月の20日、「釣りキチ三平」の作者である漫画家の矢口高雄さんが、すい臓がんのため81歳で亡くなりました。秋田県横手市出身の矢口さんは、地元の自然をこよなく愛し、どの作品にも自然とともに生きて行くための人間の配慮が、謙虚に描かれていました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

秋田空港出発ロビーにある「釣りキチ三平」の大きなレリーフ

「釣りキチ三平」は釣りの教科書だった

私が「釣りキチ三平」にはまったのは、少年マガジンに連載中だった小学校高学年のころです。小学生の頃から釣りが趣味で、毎回巨大魚に挑む主人公三平に、わくわくしながら読んだことを思い出します。

主人公「三平」は、「三平三平」=「みひらさんぺい」という名で、じいちゃんは「三平一平」「みひらいっぺい」、そして記憶喪失で失踪中のお父さんは「三平平」=「みひらたいら」。

秋田の田舎で一平じいちゃんと暮らしている三平。じいちゃん直伝の釣りや山歩きが大好きで、ある時であった「魚神さん」と一緒に、北海道では巨大イトウ、カナダではキングサーモン、ハワイでカジキマグロなど、現地の釣り名人ともすぐに仲良くなるとってもポジティブで愛すべき少年でした。

矢口さんの漫画は、生き物がとってもリアル。

魚を描かせらた日本一。動きも活発でその迫力が伝わり、漫画とはいえないリアリティで、それもとっても好きなところでした。

小学生の時の私は、三平の仕掛けを参考にしたり、連載の途中で差し込まれている釣り講座的な部分をとっても参考にしていて、それによって釣果もあがることがたびたびあったことを思い出します。

自然を描き続けた矢口さんに敬意を

三平が住んでいるのは秋田の山間なので、渓流が地元の釣りであるために、クマが出てきたり山菜を摘んだり、自然の描写もとても多く、矢口さんご自身が育った自然豊かな地元をこよなく愛していたことが想像されます。

漫画の対象になる魚は自然豊かな環境下で育ちますが、自然が豊かでなければ魚はいないですよね。

人も魚も、この先ずっと生きて行くことが出来るような環境を、矢口さんは望んでいたのではないかと思います。

バーチャルやAIといった、デジタルの時代だが、リアルな自然にも関心を持ち、多くの生き物が暮らして行ける環境を残して行きたいものですね!

矢口高雄さんのご冥福を心からお祈りいたします。

きりらび
きりらび

「釣りキチ三平」は私のバイブル。釣りの漫画だけど、自然への想いがたくさん詰まった作品です!

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